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希少なオリーブの樹で作られたまな板

オリーブは「太陽の樹」といわれ、主に地中海沿岸に自生しています。旧約聖書やギリシャ神話にも登場するほど、古くから人の身近にあった植物です。木質が非常に硬く抗菌性があるため、キッチン用品によく使われています。そこで今回は、オリーブで作られたまな板に注目してみましょう。

まな板にオリーブの樹が使われる理由

地中海沿岸では、古くからオリーブの樹をオリーブオイルの原料としてきました。イタリアでは政府や自治団体がオリーブの樹を管理しており、たとえ持ち主でも勝手に伐採することができない貴重な資源となっています。そのため、オリーブの木工品は、枯れてしまったものや倒れてしまったものしか材料にできないのだそうです。

オリーブの樹は抗菌性があるため、よくキッチン用品に使われます。非常に硬質であることから、特にまな板に向いています。しかし、その硬さゆえ、誰にでも加工できるわけではありません。また、板状に切り出してから、3~7年間自然乾燥させるため、できあがるまでに非常に長い年月を要します。

オリーブのまな板のデザイン

オリーブのまな板のデザインは、側面の処理の違いによって以下のような種類があります。いずれも、職人の創意工夫によるものです。

  • ストレートカット
    垂直に切り落としたタイプ
  • ラフカット
    もともとの木の形状を活かし、ナチュラルに仕上げたタイプ
  • ユニークカット
    複数の面が残るようにランダムにカットしたタイプ

また、イタリアのまな板には持ち手がついており、それがデザインのアクセントとなっています。オリーブのまな板はそこそこの重量があるので、持ち手の存在が使い勝手のよさにもつながっているのです。

さらに、ユニークな木目もオリーブのまな板の特徴です。樹のどの部分を切り出したかによって表情が変わり、一品物のような魅力があります。

オリーブのまな板の手入れ方法

新品のオリーブのまな板は、表面に食用のひまわり油が塗ってあるので、使用前に一度中性洗剤で洗ってください。はじめはかなり乾燥した状態なので、キッチンタオルや布巾で水分を拭き取ってから早めに植物油を塗りましょう。そうすることで、過度の乾燥を防げます。また、使い始めの初期段階にこまめなオイルメンテナンスをすると、しっかりとした下地が作られて使用環境に早くなじみます。

オリーブのまな板には抗菌性があるため、塩素系の漂白剤を使う必要はありません。使ったあとは早めに中性洗剤で洗い、乾燥させればOKです。しかし、濡れたままにしておくと季節によってはひび割れの可能性があるので、キッチンタオルや布巾で水分をよくふき取ってから乾かすようにしましょう。その際は、ヒーターの熱やエアコンの温風、直射日光などは避けてください。

まな板が乾燥しすぎると、ひび割れの原因となります。日常的に使っていれば適度な水分が保たれるので問題ありませんが、長期保管をする場合はひまわり油やサラダ油を塗って、直射日光の当たらない場所に置きましょう。

カビが生えてしまったときは、サンドペーパーで削り落とすことができます。はじめは目が粗いものを使い、徐々に目の細かいものに変えていってツルツルに磨きましょう。最後に、サンドペーパーをかけた部分に植物油を塗ればOKです。

長く使うことで愛着が深まる

小さな傷やひび割れは、使い込まれた木の道具ならではの味わいです。オリーブのまな板は日々使い続けることで表情を変えていくので、お手入れをしながら長く使うことで、愛着が深まるでしょう。

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